[塩分計算アプリ] oishio - 調味料の適量を計算
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oishio - 調味料の適量を計算 |
- 軽微なバグを修正しました。
塩分計算アプリ oishio の概要
「料理の塩分濃度が0.6%~0.8%であれば、だいたいの人はおいしいと感じる」
これは科学的調理理論「ロジカルクッキング」の考え方の一部です。
人間の体液の塩分濃度に近いことが理由で、そう感じると考えられています。
ロジカルクッキングにおける塩加減(塩分濃度の計算)について
なぜ我々素人が料理を作ると味付け(塩加減の調整)に失敗してしまうのか、その理由の考察をしました。また、どうすればちょうどいい塩加減の味付けをすることができるのかをロジカルクッキングの視点で説明します。
味付けに塩のみを使用する場合は、「総重量 × 0.008」といった計算によって「おいしい」と感じる塩の適量を求めることができます。
しかし、料理には塩だけでなく、醤油や味噌など、塩分濃度の異なる様々な調味料を使用しますし、それらを組み合わせて使用することもあり、「0.6%~0.8%の塩分濃度」にするための調味料の量を求めるにはかなり面倒な計算が必要になります。
oishioはこの面倒を解決するアプリです。
oishioに食材の重量を入力することで、人がおいしく感じる塩分濃度にするための調味料の量を簡単に計算することができます。
基本の使い方
インストールして起動すると、まず次の画面が表示されます。
食材の重量を入力するには、食材重量の「0g」の部分をタップします。
電卓式の入力画面が表示されます。
食材の重量を量ってこちらに入力してください。
複数の食材を順番に入力したり、後から調整したりするために足し算・引き算を利用した入力も可能です。
また、鍋を含めた重量を入力してから 鍋の重量のみを引く機能 もあります。
入力ができたら「完了」をタップします。
最初の画面に戻り、まずは自動で計算された食塩重量が表示されます。
「塩分濃度」(0.6%・0.7%・0.8%)を切り替えることで、お好みの塩分濃度の食塩重量の計算ができます。
「その他」を選択すると、更に0.1%~20.0%の間で選択可能になります。
塩分濃度の選択後、料理の味付けに食塩のみを使用する場合は、「食塩重量」に表示された量の食塩で味付けをしてください。
料理に食塩以外の調味料を使用する場合は、「調味料」をタップします。
表示される調味料の中から、使用する調味料をタップすると、一覧に追加できます。
使用する調味料をすべて追加したら、「閉じる」をタップします。
続いて、追加した調味料の比率を入力します。
例えば「醤油:酒:みりん」を「2:1:1」で使用したい場合は、次のように醤油の比率を「2」に変更してください。
入力ができたら「完了」をタップします。
最初の画面に戻り、自動で計算された調味料の量が表示されます。
この例では、
食材重量 326g に対して濃度 0.8% にするための塩分量が約 2.61g
「醤油:酒:みりん」を「2:1:1」の比率で使用した場合に、その塩分量を2.61gにするためには
- 醤油 16.68g
- 酒 8.34g
- みりん 8.34g
が必要
といった計算がされました。
こちらに表示された量の調味料で味付けをしてください。
保存
「保存」をタップすると、次の入力画面が表示されます。
お好みの色の○をタップし、料理名を入力して「保存」をタップすると、入力内容をレシピとして保存できます。
保存したレシピはサイドメニューに表示されます。
タップすることで保存したレシピの内容を呼び出すことができます。
画像の添付
画面上部中央のボタンをタップすると、画像を添付することができます。
レシピの画像添付機能を追加しました - oishio活用法
塩分計算アプリ oishio を利用して作った料理が上手にできたときに、「料理の写真をレシピと一緒に保存しておきたいな」と思うことがあるかもしれません。oishio の Ver.2.14 ではそのような場合に、作成したレシピに画像を添付して保存できるようになりました。
食材メモ
「食材メモ」をタップすると、次の入力画面が表示されます。
テキストを入力して「完了」をタップすると、入力した内容が元の画面に表示されます。
また、食材重量の入力時にも表示されるため、どの食材の重量を量ればよいのか確認しながら入力することができます。
調味料の重量を加味
「調味料の重量を加味」をオンにすると、調味料の重量を食材重量に足して調味料の量を計算することができます。
塩分濃度の低い調味料や、水などの塩分を含まない調味料を多く使用する料理(汁物など)の場合にも、正確な塩分濃度を計算することができます。
調理メモ
「調理メモ」をタップすると、次の入力画面が表示されます。
テキストを入力して「完了」をタップすると、入力した内容が元の画面に表示されます。
参考URL
「参考URL」をタップすると、次の入力画面が表示されます。
URLを入力して「完了」をタップすると、入力したURLが元の画面に表示されます。
URLをタップ、または画面を左スワイプすると、アプリの内蔵ブラウザでそのWEBページを表示することができます。
レシピサイトのURLなどを入力しておくと便利です。
レシピサイトのブックマークとしても。参考URLの表示を改善しました - oishio活用法
塩分計算アプリoishioでは、レシピに参考URLを入力しておくと、そのWebページをアプリ内蔵のブラウザで表示することができます。Ver.2.05 のアップデートでは、oishio⇔ブラウザの行ったり来たりがしづらい(待ち時間が長い)という問題を改善しました。
サイドメニュー
画面左上端のメニューボタンをタップすると、サイドメニューが表示されます。
このサイドメニューには、
- 保存したレシピのリスト
- アプリ内課金についての説明リンク
- 設定リンク
- サポートサイト(本ページ)へのリンク
- 「だけなら計算」モードのボタン
が表示されます。
○ボタンをタップすると、保存したレシピのリストをタップした色で絞り込むことができます。
レシピ名で絞り込むこともできます。
また「削除・移動」をタップすると、保存したレシピの削除・移動ができます。
アプリ内課金についての説明リンクをタップすると、説明の表示後、課金の決済画面を表示できます。
oishioのサポートと、改善・維持を続けていくため、課金で支援していただけると嬉しいです!
調味料マスタ
「調味料マスタ編集」の課金をしていただくと、調味料マスタを編集(追加・変更・並べ替え)することができます。
例えば醤油ひとつとっても、メーカーや、同じメーカーでも商品によって塩分濃度が若干異なります。
ご自身の利用している醤油の塩分濃度にあわせて変更したり、初期のマスタにない調味料を追加したりすることができます。
だけなら計算
サイドメニュー最下部の「だけなら計算」というボタンをタップすると、「だけなら計算」モードを利用できます。
「だけなら計算」モードを追加しました - oishio活用法
oishioを利用している中で、適当な野菜と肉を鍋に入れて、塩分0.6%の醤油だけ入れて、あとホットクックよろしく、のような名もなき料理を作る場合にもっと簡単に利用できる機能を追加しました。
設定画面
「鍋の編集について」をタップすると、説明の表示後、課金の決済画面を表示できます。
課金していただくと、食材重量入力時に重さを引くことができる鍋の編集ができるようになります。
「調味料マスタを初期化」をタップすると、調味料マスタをインストール時の状態に戻すことができます。
「Wi-Fi接続中は参考URLを先に読み込む」をオフすると、レシピを選択した時点では参考URLの読み込みをしなくなります。
モバイルWi-Fiルーターなど、Wi-Fi接続中であっても通信量が気になる場合には、こちらをオフにしてください。
「自動ロックしない」をオンにすると、oishioの利用中にiPhone/iPadが自動ロックしなくなります。
料理中にしばらく放置していると画面がロックされてしまうため、いちいちロック解除しないといけない(しかも手が濡れているのに...)といった問題を避けることができます。
ただ、自動ロックされなくなることによるバッテリーの消耗にはご注意ください。
「片手操作アシスト(下の方までスクロール)」をオンにすると、
レシピのリストとメインの画面が下の方までスクロールできるようになり、片手操作がしやすくなります。
片手操作がしやすくなりました - oishio活用法
塩分計算アプリ oishio をご利用いただく場面は、当然ですが料理中が多いと思います。そのような中、アプリの操作に両手が必要であれば、いちいち料理の手を止めて、iPhoneに持ち替えて...といったことを繰り返さなければなりません。
「塩分濃度の初期値」を変更すると、リセットした際の塩分濃度の初期値がその値になります。
お好みの塩分濃度に変更してご利用ください。
「内蔵ブラウザの履歴とWebサイトデータを消去」をタップすると、アプリ内蔵ブラウザのキャッシュやCookieを削除できます。
「oishioを評価」をタップすると、アプリの評価についてのメッセージが表示されます。
「お問い合わせ」をタップすると、開発者へのメール送信画面が表示されます。
「購入情報を復元」をタップすると、機種変更をした場合や別の端末でご利用の場合に、アカウントの購入履歴から現在の端末に購入情報を復元することができます。
oishio活用法
ブックマーク機能を追加しました - oishio活用法
塩分計算アプリoishioで保存したレシピの数が増えてきた場合、一度に複数の料理を作る際にその中から都度選び直す操作に手間取ってしまいます。Ver.2.30のアップデートでは、そのような問題を解決するレシピのブックマーク機能を追加しました。
他アプリからのレシピ共有機能を追加しました - oishio活用法
塩分計算アプリoishioをご利用いただいている方は、WEBで美味しそうなレシピを見つけたときに「このレシピをoishioに取り込みたいな」と思うことがあるかもしれません。Ver.2.20ではそのような場合に、他アプリで表示しているレシピをoishioに取り込むことができるようになりました。
調味料マスタのかんたん入力機能を追加しました - oishio活用法
塩分計算アプリoishioで調味料マスタ編集の課金をしていただくと、マスタにない調味料の追加が可能になります。その調味料を追加する際に、塩分濃度と比重の入力が必要なのですが、ユーザーさんから「分かりにくい」という声をいただいたため、Ver.2.09のアップデートで「かんたん入力機能」を追加しました。
塩分濃度の初期値を変更できるようになりました - oishio活用法
塩分計算アプリoishioではこれまで、リセット時の塩分濃度の初期値が0.8%で固定されていました。この塩分濃度は簡単に変更できるものの、0.8%が好みでない人にとっては毎回塩分濃度を変更する一手間が発生していました。Ver.2.06では、この塩分濃度の初期値を変更できるようになりました。
単位を揃えてレシピと同じ味付けに - oishio活用法
ちまたのレシピには、調味料の分量が「g」「ml」「大さじ」「小さじ」など、いろいろな単位で記載されています。しかし塩分計算アプリoishioを料理にご活用いただく方は、0.1g単位のキッチンスケールで計量して料理を作るわけですから、レシピに記載された全ての分量を「gに統一したい」と考えると思います。
色分け機能について - oishio活用法
塩分計算アプリoishioでは、レシピを色分けして保存することができます。メインカラーのピンクをはじめ、オレンジ、黄色、緑、青、紫の6色から選択可能です。この色分け機能は、「UIを好みの色にできる」ということ以外に、サイドメニューにおいてレシピを絞り込むためにも利用できます。
美味しかったレシピをSNSでシェア!レシピ共有機能を追加 - oishio活用法
塩分計算アプリ oishio を利用し、調味料を計算をして作った料理が美味しくできたときに「他の誰かにもこのレシピを教えたい」と思うことがあるかもしれません。oishio の Ver.2.00 では、そのような場合に作成したレシピをSNS等で手軽にシェアできるようになりました。
デフォルト調味料マスタの参考商品 - oishio活用法
塩分計算アプリoishioのデフォルトの調味料マスタにおける、塩分を含む調味料の塩分濃度を設定する上で参考にした実際の商品のリストを公開します。
計量時の「ゼロリセット忘れ問題」からの解放。鍋の重さを引く機能を追加 - oishio活用法
ホットクックで塩分計算をして料理を作る際には、まず食材の重さを量ると思います。このとき、鍋や器をキッチンスケールに置いてから0リセットするのを忘れがちですよね。でもこれからは気にしなくても大丈夫です。塩分計算アプリoishioのVer.1.07では鍋の重さを後から引くことができるようになりました。
ホットクックで鶏ももチャーシューを作る - oishio活用法
我が家にもホットクックがやってきましたので、公式レシピの「さっぱり鶏ももチャーシュー(No.239)」を参考に、鶏ももチャーシュー作ってみました。調味料の計算にはoishio(iPhone/iPad用アプリ)を利用して、総重量の0.8%の塩分濃度で計算して作りたいと思います。
在宅勤務の一人飯。ホットクックで焼きそばを作る - oishio活用法
在宅勤務の一人飯にもホットクックを活用しよう思い、今回は焼きそばを作ることにしました。お財布にやさしい1玉20円程度の蒸し麺(粉末ソースなし)でチャレンジします。なお、調味料の計算にはoishio(iPhone/iPad用アプリ)を利用し、塩分を計算して作りたいと思います。
骨までやわらか!ホットクックでいわしのトマト煮を作る - oishio活用法
今回はいわしのトマト煮を作りたいと思います。はじめに断っておきますが、めちゃくちゃ時間がかかります。ただ、手間はかかりません。めちゃくちゃ簡単です。食材は人数や食べる量にあわせて適当に増減しても大丈夫です。塩分計算アプリoishioを利用し、食材の量にあわせて調味料の量を計算して作ります。
下茹でなし!ホットクックで豚の角煮をつくる - oishio活用法
ホットクックで超簡単な豚の角煮を作ったので紹介します。カレー・シチュー用の安価な角切りの豚肉を使用し、下茹でなしで作ります。豚肉の量は人数や食べる量にあわせて適当に増減しても大丈夫です。豚肉の重量をもとに、塩分計算アプリoishioを利用して、いい塩梅の味付けになる調味料の量を計算します。
孤独のグルメ。ホットクックであのニラ玉を作る - oishio活用法
孤独のグルメファンであれば「ニラ玉」と聞いてすぐにピンとくると思います。このお店「中華シブヤ」さんは、ドラマの放送後ほどなくして閉店してしまいました。ですので実物を食べたことはないのですが、「もう食べられない」となると更に食べたくなるのが人間の心理です。
ホットクックでシャキシャキもやし炒めを作る
ホットクックの「炒める」モードで野菜炒めを作ったときに「結構水が出てベチャベチャになっちゃったな...」と感じたことはありませんか?今回はこの原因をロジカルクッキングの観点で解説し、特に水っぽくなることの多い「もやし」を使って、ベチャベチャにならない、シャキシャキのもやし炒めを作る方法を紹介します。