調味料マスタのかんたん入力機能を追加しました - oishio活用法
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oishio - 調味料の適量を計算 |
塩分計算アプリ oishio で調味料マスタ編集の課金をしていただくと、マスタにない調味料の追加が可能になります。
その調味料を追加する際に、塩分濃度 と 比重 の入力が必要なのですが、
ユーザーさんから「分かりにくい」という声をいただいたため、Ver.2.09のアップデートで「かんたん入力機能」を追加しました。
かんたん入力機能
調味料編集画面を表示し、左下の+ボタンをタップすると、調味料を追加するためのダイアログが表示されます。
このダイアログの比重の入力欄の右横のボタンをタップすると、かんたん入力機能の画面が表示されます。
比重の入力
この画面でまず、調味料の比重を入力します。
直接入力することもできますが、「マスタにある調味料の比重を参照」をタップすることで、新たに登録しようとしている調味料に近いものをマスタから選択することができます。
塩分濃度の入力
塩分濃度は、調味料のパッケージに記載の栄養成分表示をもとに入力します。
栄養成分表示の一番上に記載されている「●●gあたり」「●●mlあたり」の「●●」の値を入力し、その値がgの場合はgを、mlの場合はmlを選択します。
次に、栄養成分表示で通常一番下に記載されている「食塩相当量」を入力します。
塩分濃度の値が自動計算されました。
これで「完了」ボタンをタップすると、前の画面に戻り、ダイアログには先程入力・計算された値がセットされます。
あとは、調味料の名前を入力し、「先頭に追加」または「末尾に追加」ボタンをタップすれば調味料が追加されます。
比重について補足
比重は調味料ごとに異なります。
基準となる水の比重は1.0(100ml = 100g)です。
水より重い調味料の例として、醤油の比重は1.15(100ml = 115g)、
水より軽い調味料の例として、サラダ油の比重は0.9(100ml = 90g)です。
この比重の値は、oishio において 重さ(g) ⇔ 体積(ml・大さじ・小さじ) の変換に使用しています。
単位を揃えてレシピと同じ味付けに - oishio活用法
ちまたのレシピには、調味料の分量が「g」「ml」「大さじ」「小さじ」など、いろいろな単位で記載されています。しかし塩分計算アプリoishioを料理にご活用いただく方は、0.1g単位のキッチンスケールで計量して料理を作るわけですから、レシピに記載された全ての分量を「gに統一したい」と考えると思います。
調味料の比重はパッケージに記載の栄養成分表示などからは分からないため、入力するには
- 実際に計量カップとキッチンスケールで量って確かめる(100mlが何gなのか)※最も確実な方法
- ネットで調べる(例えば「醤油 比重」で検索)
といったことが必要でした。
それがかんたん入力機能により、マスタにある調味料から比重を選択して入力できるようになった訳です。
塩分濃度について補足
調味料の塩分濃度は
といったようにgで統一して求める必要があります。
栄養成分表示に「15mlあたり」と記載されていれば、まず「15ml」をgに換算する必要があり、そのために比重が必要になります。
例えば比重が1.15で、15mlあたりの食塩相当量が2.4gであれば、
といった計算になります。
それがかんたん入力機能により、比重・●●あたり・食塩相当量 の3つの値を入力することで自動計算されるようになった訳です。
今回もユーザーさんの声からoishioに新たな機能を追加しました。
今後も、お寄せいただいたご意見・ご要望や日々の気づきをもとにoishioを改善していきたいと思います。
[塩分計算アプリ] oishio - 調味料の適量を計算
「料理の塩分濃度が0.6%~0.8%であれば、だいたいの人はおいしいと感じる」と言われています。しかしながら、「0.6%~0.8%の塩分濃度」になる調味料の量を求めるにはかなり面倒な計算が必要になります。oishioはこの面倒を解決するiPhone/iPad用アプリです。