孤独のグルメ。ホットクックであのニラ玉を作る - oishio活用法
ホットクックで孤独のグルメのあのニラ玉を作ったので紹介します。
材料/五郎さんなら1人分
ニラ
1袋(100g程度)
豚こま
150g程度
卵
3個
酒
後程計算
オイスターソース
後程計算
醤油
後程計算
ごま油
後程計算
ガラスープの素
後程計算
砂糖
後程計算
サラダ油
大さじ2
作り方
- ニラの葉の部分を3cm程度、根元を1cm程度の長さに切る。
- 豚こまを一口大に切り、ホットクックの内鍋になるべく固まらないようにほぐして入れる。
- 卵をボウルに割っておく。
- 食材の重量を計量して調味料の量を計算する。
- 豚こまに計量した酒をまわしかける。
- 内鍋をホットクック本体にセットし、[手動で作る] → [好みの設定加熱] → [弱火] → [まぜない] → [7分] → [スタート]で加熱。
- 加熱中に残りの調味料を計量しておく。
- 豚肉の加熱が完了したら、ニラと調味料を加えて和える。
- まぜ技ユニットをホットクック本体にセットし、[手動で作る] → [好みの設定加熱] → [弱火] → [よくまぜる] → [2分] → [スタート]で加熱。
- 加熱が完了したら、皿に取り出しておく。
-
内鍋にサラダ油と溶き卵を入れ、[手動で作る] → [煮詰める] → [2分] → [スタート]で加熱。
卵が固まってきたら、菜箸でのの字を書くようにしてまとめていく。 - 卵の加熱が完了したら、皿にかぶせるように盛り付けて完成。
詳細
孤独のグルメファンであれば「ニラ玉」と聞いてすぐにピンとくると思います。
そう、Season7の最終話「東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ」のニラ玉です。
12話 東京都中央区八丁堀のニラ玉ライスとエビチリ|孤独のグルメシーズン7:テレビ東京
大将(角野卓造)らが迎えられて入った店内には、オーソドックスな手書きメニューがズラリ。昼どきでサラリーマンで座席が埋まっていく中、五郎はニラ玉かエビチリか悩んだが 結局両方とエビトーストさらにライスを注文する。
このお店「中華シブヤ」さんは、ドラマの放送時には既に閉店が決まっており、放送後ほどなくして閉店してしまいました。
ですので実物を食べたことはないのですが、「もう食べられない」となると更に食べたくなるのが人間の心理です。
そんな中、素晴らしい商品を見つけました。これです。
過去のインタビューによると、
100%再現できていますね。
とご主人が太鼓判を押しています。
町中華 ニラ玉の素
オイスターソースとごま油の濃厚醤油ダレ
そして実際に作って食べてみたところ、とてもおいしく、大袈裟かもしれませんがひとつの夢がかなった感じがしました。
ただ失礼ながらこの商品、定番化されて何年も製造され続けるわけではなく、いずれ手に入らなくなる気がします。
でも今後も「ニラ玉食べたいな」と思ったときに気軽に作れるようにしたい...
そこで、自作の合わせ調味料で再現してみることにしました。
また、ホットクックを活用してお手軽に作れるようにしたいと思います。
なお、食材の量は人数や食べる量にあわせて適当に増減しても大丈夫です。
食材の重量をもとに、塩分計算アプリ oishio を利用して、いい塩梅の味付けになる調味料の量を計算します。
iPhone / iPad アプリ
oishio - 調味料の適量を計算 |
下処理
ニラの葉の部分を3cm程度、根元を1cm程度の長さに切ります。
豚こまは大きいようであれば一口大に切り、ホットクックの内鍋になるべく固まらないようにほぐして入れておきます。
食材の計量
次に食材の重量を量ります。
卵も割って量ります。
器ごと量った重量を、oishioで電卓式に足し算していきます。
そして画面左の鍋のボタンをタップし、器の重量を引きます。
oishioによく使う器の重量を登録しておくと、後から引けるので便利です。
計量時の「ゼロリセット忘れ問題」からの解放。鍋の重さを引く機能を追加 - oishio活用法
ホットクックで塩分計算をして料理を作る際には、まず食材の重さを量ると思います。このとき、鍋や器をキッチンスケールに置いてから0リセットするのを忘れがちですよね。でもこれからは気にしなくても大丈夫です。塩分計算アプリoishioのVer.1.07では鍋の重さを後から引くことができるようになりました。
食材重量は436gでした。
調味料の計算
続いて調味料の量を計算します。
パッケージの記載をヒントに、今回は 酒:オイスターソース:醤油:ごま油:ガラスープの素:砂糖 の比率を 10:10:5:2:1:1 で味付けをすることにしました。
塩分濃度は0.7%として、調味料の適量が計算できました。
豚肉の加熱
調味料の内、まずは酒だけを計量します。
計量したら内鍋の豚肉に回しかけ、ホットクック本体にセットして、
で調理開始です。
要は酒蒸しにするわけです。
また弱火でゆっくり加熱することで、肉のパサつきを防ぎます。
(※ホットクックは「KN-HW24F」を使用しています。)
残りの調味料の計量
豚肉を加熱している間に、残りの調味料を計量しておきます。
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ニラを加えて加熱
豚肉の加熱が完了しました。
ここからニラを加えて更に加熱するため、ややピンク色の状態が理想です。
ただ「明らかに加熱不足」と感じた場合は、1分ずつ加熱を延長して調整してください。
ニラを投入し、
調味料を加え、菜箸などで全体を和えます。このとき、豚肉がくっついているようであればバラしておきます。
ホットクック本体にまぜ技ユニットをセットして、
で調理開始です。
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加熱が完了したら、
お皿に盛りつけます。(これだけでもうおいしそう)
卵の加熱
最後に卵を加熱します。
卵は溶きすぎないようにするのがポイントです。白身部分が少し残る感じの、カツ丼の玉子のようなイメージです。
内鍋にサラダ油・大さじ2を入れ、溶き卵を入れます。
中華シブヤのご主人の話では、油を大目に使うとふわっと仕上がるそうです。またラードを使うとよりお店の味に近くなるそうですので、ある方はラードを使ってもよいと思います。
なお、内鍋は洗わずにそのまま使って大丈夫です。
ここから加熱していきます。目指すのはオムレツとスクランブルエッグの中間ぐらいの仕上がり。
できることならば、まぜ技ユニットを駆使してホットクックらしく作りたいと思い試行錯誤したのですが、それだとどうしてもまん丸のきれいなオムレツしかできません。
まぜ技ユニットのツメが鍋底まで届いていない(上の方を撫でるだけになる)からだと思います。
ですので、不本意ですが半分手作業で作ります。
で調理開始し、ふたを開けます。
卵が固まってきたら、
ひっくり返したりはせず、菜箸で「のの字」を書くようにしてまとめていきます。
これはもはや「ホットクックとは」と考えさせられるような作り方ですが、
- 別でフライパンを使わなくていい
- コンロの油ハネを心配しなくていい
といったメリットもあるので許してください。
2分後、もしもう少し加熱したければ1分ずつ追加して様子を見るか、ふたをして余熱で火を通します。
完成
玉子ができたら、ニラ炒めにかぶせるように盛り付けて完成です。
「タレ、抜群。」
これはご飯がすすむ味です。
またニラがシャキシャキなのがおいしいです。加熱しすぎるとクタクタになってしまうので注意しましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。
最後に、oisihoのレシピ共有リンクを貼っておきます。
ニラ玉
[oishio レシピ共有]
oishioをインストールしている場合は、このリンクから共有されたレシピを表示できます。
oishioをインストールしたiPhone・iPadでこの記事を見ていただいている方は、このリンクから今回のレシピをoishioで表示することができます。
ホットクックで孤独のグルメのあのニラ玉を再現。
ドラマを見ながら食べると、より幸せになれますよ。
[塩分計算アプリ] oishio - 調味料の適量を計算
「料理の塩分濃度が0.6%~0.8%であれば、だいたいの人はおいしいと感じる」と言われています。しかしながら、「0.6%~0.8%の塩分濃度」になる調味料の量を求めるにはかなり面倒な計算が必要になります。oishioはこの面倒を解決するiPhone/iPad用アプリです。